阪急Pop up用ビジュアル撮影のお話。

少し長いですが読んで頂けると嬉しいです。

新しい見え方に挑戦したいとはいつも思う事。

10月頃だったか、ちょうどスペインに移住する直前のフォトグラファーJo Moriyama と話してて、どうしてファッションフォトは笑顔がないんだろう。70年代なんかは楽しげな笑顔なのに。という彼の言葉が気になってた。

そういえばそう、当時のVOGUEのファッションページは笑顔で飛び跳ねてたりする。

ここ何年かのファッションページは挑発的な鋭さを利かせた表情が多い。

自己提示をするための強さの現れだとも思うし、それを否定するわけではない。ただ、今感じる事、形にしたい事は許容力。

ファッションにおいての個の確立はまず他者を受け入れる事からはじまるのではないか?それは見た目だけではなく、中身の多様性を受け入れる事。思考や性質の違いを受け入れる事。受け入れる事で自身の芯にも気づく。

カラフルな色柄を見せたいだけではなく、モデル達それぞれの持つ個性表現を見せたい。受け入れる柔らかい表情が見たい。

そんな思いの今回なのです。

いつもながらうちの撮影は即興。

最大限に個性を引き出してくれたヘアメイクのHITOMI、フォトグラファーのHIROKI OE、短時間で楽しく最高の表現をしてくれたモデル陣に感謝致します。

まさに「着方が生き方」。

安田美仁子

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